分かりやすい文章を書かないと、飼い主さんや求職者に伝わらないよね、というお話し
こんにちは、株式会社HUMOの高濱です。GW期間中ということで、久しぶりにブログを更新しています。
今日は、受け手側の気持ちになって分かりやすい文章を書きましょう、というお話しをします。
性能ではなく、便益を書こう
健康診断プランをお持ちの動物病院さんに以前訪問した際に、プランを紹介するチラシに「新しい腎臓評価方法の”SDMA”が含まれます!」と書かれているのを拝見しました。
獣医療関係者はそれで分かりますが、飼い主さんの多くは「なにそれ?」となるはずです。
ちゃんと伝えるには、このように記載しておく必要があります。
「今までの検査では腎機能が75%失われて初めて腎機能の評価ができたのが、SDMAという新しい方法により、腎機能が40%失われた段階で評価ができるため、病気の早期発見・治療が可能になります」
一番伝えたいのは飼い主様への便益である「病気の早期発見・治療が可能になる」ことです。
同様の例として、「最新の麻酔器を入れました」や「最新の検疫検査機器を入れました」という言葉を見ることがありますが、伝えるにあたり重要なのは、「それが飼い主様にどういう直接的なメリットに繋がるのか」という点です。
採用サイトでも分かりやすい文章を書こう
採用ページやサイトにおいても、これは書き方を変えた方がいいと思う場面があります。
例えば、このような表記をしてしまっていませんか?
・働きやすいアットホームな職場です
・教育制度が整っています
・ホワイトな労働環境です
上記のような表現はよく見るのですが、求職者がこれを見ても「それ、本当?」としか思えません。
そうではなく、本当に貴院にそのような特徴があることをお伝えしたいのであれば、このように書いた方が伝わります。表現はイメージです。
・働きやすいアットホームな職場です → 3年離職率○%の、働きやすい職場です。出産後、当院でママとして働いている方もいます
・教育制度が整っています → 1年目はメンターがつき、院内規定のスキルマップに基づき成長ができる教育制度が整っています
・ホワイトな労働環境です → 昨年の平均残業時間は月20時間と一昨年より減り、今年はさらに削減を目指しているホワイトな環境です
現時点ではここまで丁寧に採用ページに病院の現状を書いているところは多くはありませんが、少しずつ増えてきている印象です。
相手がストレートに受け取ってくれる表現を心がけよう
まとめると、
・それは、相手にどういうメリットがあるの?
・それは、具体的に何を表すの?
という受け手側の気持ちになって情報発信をしよう、というお話しでした。
特に飼い主様との知識の差は大きくあるので、それを意識しながら情報をまとめるようにしたいですね。
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