動物病院のブログ運用について
はじめに
株式会社HUMOの江鹿です。
動物病院が自社サイトでブログ運用を本気で考え、目的をもって実行をしている状態というのは、一つに状態目標としてのベストな状態の一つです。
何を持ってベストと言えるか?いう細かい話は一度置いておくとすれば、その「ベストな状態」とは事業の利益ベースでも多少の余裕が出てきた、あるいは出てくる見込みができた状況を超えた経営状況にある動物病院と言い換えても良いのかもしれません。
要するに、動物病院として何かの目的や目標に対して戦略的に取り組む余力が生まれている状況と言えるでしょうか。
なぜなら自社サイトでにブログ運用というのは。
- 外注する
- 自社の専属担当を用意する、または既存社員に追加の業務を担ってもらう
- 何をブログに書いていくか、誰が校正をするかの運用体制を作る必要がある
- SEOやコンテンツマーケティングを意識した文章を作れるかどうか
- そもそも、何のための自社サイトブログなのか、をしっかりと共有されている状況
などなどを整理する必要があるため、中途半端に取り組んでもあまり良い結果を見越すことができません。
一方で、動物病院としての事業が軌道になりだした際に動物病院が取ることのできる選択肢は多岐にわたります。
設備投資、広告投資、人材採用などなど、「事業の拡大」一つをとってもその手段は無数に存在し、またそこに「動物病院として目指している方向性」が加わってくると一概に何がベストな選択か?という話はさらに複雑になります。
※これは、全ての動物病院が事業の拡大や経営の効率化を目指しているわけではないという前提として述べています。
集客目的のブログは簡単ではない
これは、動物病院に限った話ではありませんが、ブログ運用の主目的が「集客」になっている場合、そうではない場合の何倍もその難易度が高くなります。
これは、行うことそのものの難易度ではなく、集客という目的を遂行し成功することが難しいということになります。
- どのブログを使うか
- ブログのタイトルをどうするか。
- 見出しタグやカテゴリー設定、タグ設定はどうするか
- 投稿記事一つ一つのターゲット設定はどうなっているか
- コンテンツ量は適切か
などなど、非常に多くのポイントに気をつけながらブログを運用していく必要が出てくるためです。
もちろんその他の目的でのブログ運用であれば、簡単というわけではありませんが、集客目的ほど難しいルール設定や地道な作業というものは必要なくなる場合が多いと言えます。
また、「その他の目的」でブログを運用するという決定と並列して、「サイトでの集客を行いたい」という希望が存在している場合の扱いも注意が必要でしょう。
これは、難しいとはいえしっかりと運用しきればサイト集客の最も効率の良い形をブログを通じて作り上げることができるからです。
つまりホームページという同じものを使いながら、「何を行うか」については別物のように扱ってしまう動物病院も多くいるため、あくまでも「WEB戦略」としての最適解を追求すべき、というのが弊社が提唱している内容です。
戦略をもってWEB集客を行う
ここで改めてまとめてみます。
- まず動物病院のブログを運用する場合にはその目的を明確にする。
- 同時に、ホームページを利用して今後の動物病院経営にどのように活用していくか、していきたいかを決める
- 自社のWEBサイトという資源を使って、もっとも効率よく、効果的に成果を出す方法を考える
- 上記それぞれを実行していくために必要な体制を構築する
これまでの動物病院経営においては、もしかしたらWEB戦略やホームページというものは作れば完了といった程度の、扱いだったかもしれません。
しかしながら、昨今の「勝ち組」側に位置している動物病院の多くは、非常にWEB戦略に力を入れているという現状があります。
先日も、ホームページのリニューアルに合わせて、サイトのデザインをする前段階からのWEBコンサルティングを依頼されました。
またサイトの構成や発展性を考慮するために今後の動物病院が目指す姿といった将来の展望までじっくりとお話を伺うことができました。
ホームページを作り、リニューアルをし、WEB戦略に活用するためには、そのような点まで深く理解をした上でサイトそのものに反映をしていく必要があるからです。
WEB戦略にお悩みで、本気で将来を見据えた経営を志している動物病院の方々は、是非一度弊社にご連絡をください。
ご納得のいただける提案をさせていただきたいと思っております。