動物病院ホームページ制作を飼い主の来院目的から考える

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飼い主の来院目的から考えよう

こんにちは。株式会社HUMOの高濱です。今回は、飼い主の来院目的にフォーカスを当て、効果的な動物病院ホームページ作成の考え方について解説します。

誰に向けた情報発信なのか

まず大前提に立ち返ってみたいと思います。あなたは誰に向けてホームページを制作するのでしょうか?もちろん飼い主、または求職者向けでしょう。動物病院ホームページはそういった対象の方々が欲しい情報を掲載する必要があることは明白です。(まれに、ホームページ訪問者のことを考慮せずに動物病院側の求めるものを作っているところも見受けられますが、それは自己満足です)

誰(Who)に向けた情報発信かが決まってこそ、次に何を(What)どのように(How)発信するかが検討できるようになります。

飼い主目線の情報発信がSEOにも効果的

ホームページの目的が集客の場合、飼い主が実際に困っていることや悩んでいることを解決することがホームページに課せられた役割です。飼い主が実際に調べている言葉、すなわち飼い主が困っていること、知りたいことは調べることができますから(動物病院ホームページのキーワード選びのツールとコツ)、そういった言葉をヒントに、ホームページのコンテンツを検討しましょう。

なお、ホームページが飼い主のニーズに応えられている場合は検索ユーザー(飼い主)がより多く集まりやすく、結果的にSEO上プラスの効果を果たします。なぜなら、グーグルは多くの方が見るサイトを検索ユーザーに役立つサイトとして認識をし、より多くの人に当該サイトを見てもらうために検索順位を上げるからです。

飼い主の来院目的と対応するコンテンツ例

飼い主の来院目的を2つの代表的な来院ケースに分けて考えてみましょう。

フィラリア対策を行いたい場合

このケースでは、飼い主はフィラリア対策を行いたいという明確なニーズがあります。飼い主が知りたいのはフィラリア対策の方法・種類、対処に必要な時間といった内容ですので、それらの内容を掲載すると効果的です。

ペットの体調が良くない場合

ペットの体調が良くない場合、飼い主は病名までは把握できませんから症状で病気について調べることが想定されます。動物病院ホームページで掲載すべき内容の一例は、「こういった症状の場合はまずご相談ください」と各症状名を掲載することです。丁寧に作りこむ場合は、症状から考えられる病気を紹介・解説するという方法もあります。

このように、飼い主がどういったケースに来院することになるのか、飼い主が必要な情報は何か、を想定することで実際に役に立つコンテンツ制作を行うことが可能になります。

来院への背中をおしてあげる

ホームページはただの医療知恵袋ではなく、あなたの動物病院へ来院してもらうためのツールです。そのために、情報をただただ紹介するのではなく、実際に来院に繋げる施策を打つことが重要です。

例えば、ホームページのアクセスしやすいところに電話やメールのボタンがあり、予約・問合せが簡単にできたり、病気の紹介文章を読み終わったところに「当院では◯◯の診療を月に◯件行っておりますのでお気軽にご相談ください」という文章を掲載したりすることです。

まずは飼い主の来院目的に沿った情報を適切に掲載することでサイト訪問者数を増やしましょう。そしてホームページの中で効果的に自院をPRし、最終的に来院に繋げる導線を組むと、あなたの動物病院ホームページも安定的なパフォーマンスを上げる集客(採用)ツールとして機能するでしょう。

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