【千葉県編】動物病院と就業獣医師数別施設数の推移
千葉県の動物病院を取り巻く環境
こんにちは。株式会社HUMOの高濱です。今回は千葉県に焦点を当てて動物病院業界を取り巻く環境を見ていきます。
千葉県の人口の推移
単位:千人
出典:総務省 統計局統計調査部国勢統計課
千葉県の動物病院数(産業動物除く)の推移
出典:農林水産省 飼育動物診療施設の開設届出状況(診療施設数)
千葉県の就業獣医師数別施設数の推移
出典:農林水産省 飼育動物診療施設の開設届出状況(診療施設数)
千葉県の動物病院情報まとめ
千葉県は毎年1万人ほど人口が増えていますが、動物病院は年間10院ほど増加しており、人口1000名増えるにつき、1病院増えているという見方もできます。
2016年時点で日本の総人口は約12億6900万人、ペットの総数は1972万5000頭(一般社団法人 ペットフード協会発表)ですので、約6.4人につき1頭が飼育されている計算となります。
千葉県の場合、人口が毎年1000名増えるということは、毎年156頭ほどが新たに増えている計算となります。
上述の約6.4人につき1頭が飼育されているというデータを元に、平均して1院あたりのペット数をまとめてみました。
・2013年/1病院あたりの平均ペット数:約1604頭(想定ペット数:96万7500頭)
・2014年/1病院あたりの平均ペット数:約1561頭(想定ペット数:96万8281頭)
・2015年/1病院あたりの平均ペット数:約1526頭(想定ペット数:97万2343頭)
・2016年/1病院あたりの平均ペット数:約1505頭(想定ペット数:97万4375頭)
・2017年/1病院あたりの平均ペット数:約1483頭(想定ペット数:97万5737頭)
1院あたりに必要なカルテ数(来院数)は病院によっても異なりますが、この数字は動物病院の競争激化を如実に物語っているのではないでしょうか。
1病院あたりの平均ペット数が減少し続けるのはこれからも止められないトレンドとなりますから、この現状を踏まえ、次のような施策をどのように行っていくかは院長の腕にかかっています。
・病院の商圏を広める
・単価をあげる
・来院頻度をあげる
・診療数を増やす(診療効率を上げる)
・未開拓層を開拓する(予防医療など)
・経費を削減するなど
弊社では、関東・関西・九州を中心として集客・採用・ホームページ作成などのお手伝いを行っていますが、ご要望があれば全国の動物病院さんを訪問していますのでお気軽にご相談ください。