動物病院でInstagramを集客に利用できるか?

uchikoshi@humo.jp

はじめに

こんにちは。株式会社HUMOの江鹿です。

動物病院が活用できるSNS関連のトピックスについて一通り情報提供をしようと思いたって始めたこのシリーズですが、今回はインスタグラムについてのお話をしたいと思います。

「そもそもInstagram(インスタグラム)」って何?という方の場合には、まずは他のSNSを動物病院経営に活用をする方が賢明な場合もあるかもしれません。

また世の中一般的なインスタグラムの活用の仕方などをお知りになりたい場合には、ネット上に既に数多くの「活用方法」や「楽しみ方」が共有されておりますので、そちらを検索などしてみていただき、知識を習得されてみるのも良いかと思います。

Instagram(インスタグラム)というのは、写真や動画(15秒の制限有)を共有する形で、コミュニティーの人達とつながりを持っていくSNSです。

つまり何を共有するか?というメッセージは、写真か短編動画のみというわけです。

では、これらが動物病院のネット集客に活用できるかどうかという観点の考察を経て、アカウント開設の手順の説明をさせていただきます。

Instagramと動物病院の相性

何を持って相性と捉えるか?という面も多々あるので、一概に決めつけることは当然難しい話題です。

これは、Instagramが写真や短編動画を共有するSNSであるため、医療行為が提供するサービスの大部分となる動物病院の場合、例えば手術の写真や施術箇所の写真などを積極的にSNSに拡散をしていくことそのものが許される行為なのかどうかと考える必要も当然出てきます。

また仮に許される行為であったとしても、手術の写真や短編動画の半永続的な、場所を特定しない形での共有が、どれほど地域医療提供者たる動物病院の集客に寄与するのかは私自身も懐疑的にならざるをえません。

一方で、動物に対する医療行為であり、また医療行為以外に動物と接することが仕事となる動物病院の場合には、動物に可愛い様子や可愛いグッズ、動物のトリミング後のビフォー&アフターや可愛いグッズを身につけている様子など、動物病院への直接的な集客につながるか否かは別問題とすれば、写真や短編動画と非常に相性の良い要素も沢山ある点はお分かり頂けるでしょうか?

これらのことを踏まえて、何点か整理をしてみましょう。

相性が良い点

  • 動物そのものにフォーカスが当たっている写真や短編動画の共有(珍しい種類や色など)
  • 動物に何かを施した形での写真や短編動画の共有(髪型やイベント関連の洋服など)
  • 動物が行う動作や芸などの写真や短編動画の共有(トレーニングの様子や面白い癖など)

相性が悪い点

  • 動物の手術や怪我などの写真や短編動画の共有(そもそも集客につながる要素が多くない)
  • 動物病院の外観や中の様子の写真や短編動画の共有(同じようなものばかりになって半永続的には非常に難しい)

こんなところでしょうか。

このように考えると、例えば多くの動物病院が無償で行っているペットの里親探し、あるいは動物病院とは異なりますがシェルター関連の人々が、里親を探すためにInstagramを活用するようなケースは使い方としては正しく、また効果も見越せるものだとも考えることができます。

さて、このようなInstagramですが、動物病院それぞれの状況や目的に合わせて活用する方法は何となくイメージがわきましたでしょうか?

以下にアカウント開設の手順について記載をしますので、動物病院としてのお試しが中途半端では問題かもしれませんので、個人アカウントなどで使ってみてどのようなものか?という全体図が見えた上で、動物病院としての活用を検討されてみるとよいかもしれません。

Instagramのアカウント開設手順

Instagramは基本的にはスマートフォン上にて利用をするアプリです。

PC上で利用する方法が無いわけではありませんが、アカウントの開設についてもスマートフォン上での操作という前提にて進めさせていただきます。

1. アプリをダウンロードする

お持ちのスマートフォンでアプリをダウンロードする場所にアクセス。

[aside type=”normal”]iPhoneであればAppStore、Android携帯の場合はGoogle Playにアクセスする必要があります。[/aside]

「Instagram」または「インスタグラム」を検索するとアプリを見つけることができますので、ダウンロードしアイコンをタップして起動します。

2. 登録

Instagramアプリを起動すると下記のような画面にあんりますので、画面下の左側「登録」をタップします。

「登録」をタップすると、「メールアドレスを入力」または「Facebookでログイン」という文字が下に画面で確認出来ると思います。

ここでは「メールアドレスを入力」して登録を進めてみましょう。

メールアドレスに、登録をするメールアドレスを入力したら、すぐ下の「次へ」をタップします。

次に下記のような画面が現れます。

メールアドレスは先ほど入力をしたものが表示されている状態になり、その下に自分で利用をする際の「ユーザー名」と「パスワード」を入力。

右上の右矢印「→」をタップして進みます。

下記画面のように入力をしたメールアドレスの確認をするためのポップアップが出現しますので、「はい」をタップ。

次に現れる画面では「氏名」と「電話番号」の入力を任意で求められます。入力後、あるいは入力をしたくない場合はそのまま右上の右矢印「→」をタップ。

下記、Facebookでのつながりがある友人(登録メールアドレスが同じ場合など)が表示されますが、フォローは後からでも可能ですので現状では右上の「スキップ」をタップ。

こちらの画面でも右上の「スキップ」をタップしてスキップします。

下記の画面を確認していただくとわかるのですが、Facebookのつながりや、連絡先(携帯に登録をしている友人)などで、既にInstagramを利用している人達を見つけることができますので、必要に応じて利用をしてください。

現時点においては、特に誰もフォローせずに右上の「完了」をタップします。

下記画面が表示されますので、アプリ上での登録手続きはこれで完了です。

※表示されている画像等は、変更される可能性がありますので、あくまでも参考までにお願いします。

メールでの認証プロセス

さて、最後に、一番最初に登録をしたメールアドレスにアクセスをしてください。

下記のようなメールが届いていると思いますので、メール本文にある「メールアドレスを認証してください」をクリックしてすべての登録が完了です。

最後に

いかがでしょうか?動物病院用のInstagramアカウントは無事完成しましたでしょうか?

実際の運用方法などは、もちろん特に決まりがあるわけではないのですが、冒頭でも申し上げた通り、有効に活用するためにはInstagramの特性をよく理解し、的確にアプローチをしていく必要があります。

順番としては、これまで紹介をしたSNSを活用する方を優先していくのがより分かりやすく確実とも言えますが、全てを網羅して色々とチャレンジをしたいという動物病院の場合には、是非ご活用ください。

実際問題としては、一動物病院の活動に留めず地域的な連携を図ったり、シェルターとの連携を図ることによってより活発な活動に利用することも可能だと思っています。

この業界に関わる人達が皆で協力をして業界そのものを盛り上げていくような取り組みも行っていきたいと、弊社としては常々願っております。

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