平成27年度JAHA年次大会でWEB活用について講演しました。
はじめに
こんにちは。株式会社HUMOの江鹿です。
弊社は、WEBサービスを事業の中心におき事業展開をしておりましたが、弊社代表の永瀬達也がご縁で知り合いになった動物病院の院長との親睦を深めていく中で、動物病院と取り巻く経営環境や獣医療の現状などをより知るようになって以降、動物病院向けのサービスを準備してまいりました。
動物病院の経営戦略上において、ホームページやWEBサービスは活用というものは、まだまだ発展途上にあります。
また、実際には世の中に存在する他の多くの産業ではWEB戦略をそのまま導入すれば活用できるものが多いにも関わらず、動物病院への戦略の流用は、その業界的な特徴もあり、必ずしも効果を得ることができないことが多々あります。
そのようなテクニカルな問題も含め、動物病院の関係者の方々の希望をかなえるべく、弊社は日々、WEB戦略の動物病院へ適用について研究を続けております。
WEBに関する問題等でお困りの場合、またはWEB集客や採用に関してお困りの際には、是非弊社にお問い合わせださい。
より多くの動物病院へサービスを提供する
「より高品質なサービスを、より依頼しやすい価格帯で提供する」
そんな夢物語のような話は非現実的だとお考えですか?
確かに弊社でも、より高品質のサービスを提供するためには、人件費やサービスの原価も高くなってしまう点は否めませんが、ここにも動物病院を取り巻く業界特性を活用することによって、最高品質のサービスを一般的な価格帯で受けることが可能となる仕組みを作ることができます。
私たち、株式会社HUMOは、そのような形を動物病院に提供することによって動物病院業界へ貢献をしたいと考えています。
弊社のサービスがどのようなもので、利用をすることによってどのようなことが可能となるか。
それをご理解いただくためには、弊社も単にWEB上から問い合わせを胡坐をかいて待っているのではなく、積極的に動物病院の関係者へ訴求をする活動が必要と考えました。
公益社団法人日本動物病院協会(JAHA)でのWEB活用セミナー
平成27年10月17日(土)・18日(日)に、公益社団法人日本動物病院協会(JAHA)が主催する「平成27年度JAHA年次大会 東京ミーティング」が東京大学にて開催されました。
この集いは、公益社団法人日本動物病院協会(JAHA)が毎年開催をするもので、本年度も323名の獣医師が参加し盛況に終わりました。
公益社団法人日本動物病院協会(JAHA)主催:平成27年度JAHA年次大会 東京ミーティングの詳細はこちら
平成27年度JAHA年次大会 東京ミーティング プログラム内容
TEDのプレゼンテーションをインスピレーションを受ける形で、ホスピタル将来検討委員会のメンバー8名が語った、「動物病院の将来」「獣医師の未来」「個人の夢」などなどのお話は非常に興味深くまた考えさせられる内容でもありました。
そのよう大変意義のある集いに、弊社代表の永瀬達也も講演をさせていただく機会を頂戴しました。
このような活動を今後も続けることによって、少しでも多くの動物病院へ弊社のサービスをご活用いただき、よりよい動物病院経営に活かしていただければと考えております。
WEBを動物病院経営に活用するということ
WEBを動物病院経営に活用するということは、動物医療行為を動物に行うことに似ています。
それはどういうことか。
知識があっても最高の結果を約束できない
知識だけあっても、経験が不足していれば当然、最高の医療を動物に対して行うことはできません。また、如何にペットオーナーに提案している治療法が理論的には正しくても、ペットオーナーの納得や承諾がなければ、やはり最高の結果を導き出すことは難しくなります。
全く同様に、WEBのにわかな知識だけではWEBを経営に活用はできません。また、動物病院経営者の納得や承諾、協力なくしてWEB活用によって最高のアウトプットを生み出すことは難しくなります。
段階の状況理解とタイミングが大切です
例えば、まだ幼い子猫の体が癌に侵され、ペットオーナーは何とか治療をしたいと願っているとしても、簡単に抗がん剤治療をすすめる獣医が正しい行為か?を判断するためには、癌の進行ステージやそもそものペットの年齢、もちろんペットオーナーの経済力など、諸々を加味した上でしか治療法の提案・助言はできません。
全く同様に、WEBを動物病院経営に活用するためには、当該動物病院の立地状況や強み・弱み、あるいは競合となる周辺地域情報といった状況判断や、財務状況なども加味した上で最適解を提供する必要があります。
つまり、最高の医療行為を提供するためには、獣医師や獣看護師といった動物病院側とペットや飼い主との信頼関係に基づいた協力体制が不可欠であるのと同様に、弊社のWEBサービスを動物病院経営に活用していただくためには、相互理解と絶対的な信頼関係が重要になる、ということにあります。
弊社は、一つでも多くの動物病院との信頼関係を構築したいと切に願っております。