動物病院ホームページを経営安定化ツールとして使おう
動物病院ホームページの役割について
こんにちは、株式会社HUMOの高濱です。今日は原点に振り返り、ホームページとは何のために存在するのか?について考えてみたいと思います。
動物病院ホームページ制作の最大の目的は経営安定化
あなたの動物病院ホームページはどういった目的で活用していますか?集客のため、採用のため、ブランディングのため、既存顧客とのコミュニケーションのため、獣医師情報や営業時間情報を伝えるためなど、目的は多岐に渡るでしょう。これらに共通するのは「経営安定化」です。
弊社のホームページの場合は、本ブログや業務紹介を行うことで、新規案件のお問い合わせ増加に繋がっていますが、行き着く先はやはり「経営安定化」です。
ただ存在するだけのホームページになっていませんか?
このページを見ている先生はきっと自院でもホームページをお持ちだと思いますが、制作当時の想いを振り返ってみてください。
きっと集客や採用、ブランディング強化のために作られたことだと思います。それから数年経ち、今のホームページはその目的を果たしているでしょうか?
きちんとその目的を果たしていると言えれば結構ですが、そうではないところも少なくないはずです。
ホームページを取り巻く環境はこの数年で大きく変わってきています。
- ホームページの好まれるデザイン
- ホームページを実際に使う人の使いやすさを考えた導線・デザイン(UI、UXデザイン)
- SEOの手法
- スマホからのアクセス数
- リスティング広告の打ち方
- SNSとの連動
- セキュリティ化(SSL化)
- コードの書き方(HTML5、CSS5)
- 分析ツールの普及(グーグルアナリティクス、サーチコンソール)
- ネット回線の高速化 等
以前はホームページがあればそれだけで役割を十分果たしていたかもしれませんが、これだけ環境が変化している中、ホームページが昔のままでは、病院自体も進歩していないのではと受け取られかねません。動物病院についても当てはまりますが、数年前の知識、器具のみで診療・治療している動物病院に飼い主が通いたいと思うかと言われたら、思わないはずです。
動物病院業界は年をますごとに競争が激化
ペット業界に身を置くものとして、この業界の懸念点は少なくありません。
- 日本の人口や犬猫の数は減少
- 犬の飼育意向は全年代で減少
- ペットを飼育しやすいと考えられる3世代世帯、2世代世帯が減少
- 動物病院の数が増加
- 事業承継の一般化
- 動物病院増加に伴う採用難 等
突然あなたの動物病院の近くにライバル病院ができても不思議ではありません。縮小するパイの取り合いになるのは目に見えています。
動物病院ホームページは経営の味方
運用が適切に行われているホームページですと、実際に動物病院に通院する飼い主の数の数倍〜数十倍の閲覧者を集めることができます。仮に毎日100名がアクセスするサイトだとすると毎月3000名がホームページに訪問することになります。そのうち3割が再訪問者だとすると、3000名の7割、すなわち2100名が新規訪問者です。
このうち、1%の訪問者が実際に動物病院へ通うと仮定すると、毎月21名を新規顧客として獲得することができます。一人あたりの顧客生涯価値は病院によって異なるとは言え、この数字は魅力的な数字だと言えるのではないでしょうか。
なお、現在弊社のクラアントで運用がうまくいっているある動物病院さんは毎日2000名以上の方がサイトを訪れています。(PVではなく、訪問者数が2000名です)